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開発途上国とは何ですか?

開発途上国はきわめて多様な特徴をもっているが、そのうちある程度共通しているものとして、所得水準が 低い こと、一次産品部門(とくに農業)を中心とする産業構造をもち、しかも生産性が低いこと、人口増加率が高いこと、などがあげられる。 しかし近年、開発途上国内部で開発の格差の拡大が進んできている。 すなわち、経済成長の著しい先発開発途上国と停滞の目だつ後発開発途上国(Least Developed Countries= LDC )、そしてとくに1973年の石油危機後は、莫大 (ばくだい)な石油収入を得た産油国と石油危機によって深刻な打撃を受けた国々など、開発途上国内部の分極化が進み、いわゆる南南問題が発生している。

開発途上国って英語でなんて言うの?

東南アジア 、 南アジア 、 中東 、 アフリカ 、 ラテンアメリカ 、 NIS諸国 の国々に多い。 近年の急速な経済成長から 新興国 や 新興工業経済地域 と称される国がある一方で、 後発開発途上国 に指定される国もあり、一言で「開発途上国」と称しても国のあり方は多様である。 1970年代 以前は、 後進国 [注釈 1] 、 未開発国 [注釈 2] などと呼ばれていたが、 1980年代 頃から開発途上国、もしくは発展途上国という呼び方が一般的になった。 呼び方の変更に伴い、 低開発国 という呼び方も 日本 では使用されなくなったが、低開発国を意味する英語表現 [注釈 3] は現在も 国際連合 ばかりでなく日本の 外務省 でも英語のままで使用されている。

発展途上国と先進国の違いは何ですか?

発展途上国とは、名前の通り経済発展が途中の国です。 以前は、「後進国」や「低開発国」と呼ばれていました。 発展途上国と先進国を判別する明確な決まりはありません。 そのため、 主に経済開発協力機構(OECD)(※)が3年ごとに作成している、「ODA(政府開発援助)受け取りリスト」に掲載された国を発展途上国と呼びます。 このODA受け取りリストには、世界銀行が公表した「一人当たりの国民総所得(GNI)」に基づく低・中所得者と、国連が定義するすべての「後発開発途上国」も含まれています。 (※)経済開発協力機構(OECD):ヨーロッパ諸国を中心に、日米を含む38カ国の先進国が加盟する国際機関。 経済成長や貿易の自由化、途上国支援など、国際経済の全般について協議し貢献することを目的としている。

後発開発途上国(LDo)とは何ですか?

発展途上国以外にも、下記のような呼び方をする国があります。 後発開発途上国(LDO)とは、発展途上国のなかでも特に開発が遅れている最貧国を指します。 上記の国連開発計画委員会(CDP)が認定した基準を満たし、尚且つ当該国の同意が必要です。

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